年始のご挨拶

新しい年を迎えるにあたり

 平素より道ノ尾病院、虹が丘病院をはじめ医療法人厚生会の運営にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。 本年は喪中につき、新年のご挨拶を控えさせていただきますが、日頃より支えてくださる患者様、ご家族の皆様、地域の皆様へ感謝の気持ちをお伝えいたします。

2025年の医療業界は、医療機関、特に病院の経営状況の厳しさが非常に増した1年だと感じています。日本国内の物価高騰や円安、人件費の高騰などが続く一方で、診療報酬は十分に引き上げが行われておらず、収入以上の支出増加により逆ザヤの状況が広がり、経営圧迫が顕在化し赤字に陥る病院が増加しました。

また、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療・介護需要が急増する中、少子化は進み働く世代の人口は減少を続けています。

医療現場においては、業務効率化や正確な医療情報の共有を目指し、政府が進める医療DX(デジタルトランスフォーメーション)が進められています。その中の1つがマイナンバーカードを用いた「マイナ保険証」、または各保険者より交付される「資格確認書」での受診を原則とするものです。12月2日以降、段階的に旧来の健康保険証は利用ができなくなっています。

上記で述べましたように昨年も医療を取り巻く環境は大きく変化し続けていますが、私たちは昨年10月に他界した父(純隆)が掲げた病院の理念「患者様第一」を忘れることなく、本年も安心して医療を受けていただけるよう努めてまいります。

また、当法人の職員一人ひとりが専門性を高め、チームとして連携を深めることで、より質の高い医療とケアを提供できるよう邁進していきます。

私たち一人ひとりの考動が、地域の医療を守り、発展させる力になることを信じ、真の地域に根ざした病院となれるよう、そして患者様とご家族の皆様が安心して過ごせるよう、職員一同力を合わせて取り組んでまいります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

医療法人厚生会 道ノ尾病院
理事長兼院長 松本 一隆